「いいで未来号」の2日目は、北海道内を巡りながら活動を行いました。
7月18日の午前10時30分に新潟港を出港したフェリーは、7月19日の午前4時30分に小樽港に入港し、そのまま今度はバスに乗り換えて、視察を行う美瑛町へと向かいました。
このたび視察でお世話になった「赤麦を守る会」は、美瑛町で20年以上前に姿を消した「タクネ小麦」(通称赤麦)を、もう一度復活させたいという有志で組織した会(当初は「赤麦を復活させる会」)です。
現在、赤麦を栽培している所は「赤麦の丘」と呼ばれ、多くの写真家の方が訪れて赤く色づいた赤麦の畑をカメラに収めていく美瑛町の名所のひとつになっています。
当日は、「赤麦の丘」までは行ったものの、バスを降りての視察ができないあいにくの天気でした。
そのため、バスの車中で「赤麦の丘」を見学しながら、「赤麦を守る会」松田会長からお話しを伺いました。
松田会長からは、赤麦を復活させるまでのご苦労された経過と、自身の経験を基にした「まちづくり」のポイントをお伺いすることができました。
また、美瑛町は、本町も加盟している「日本で最も美しい村」連合の事務局をされており、担当の職員の方から美瑛町についてのお話も併せて伺うことができました。
【美瑛町視察の様子①】
(「赤麦を守る会」松田会長の説明を聞いている様子)
【美瑛町視察の様子②】
(視察に訪れた際の「赤麦の丘」の様子)
「赤麦の丘」をバス車内で見学しながら説明を受けた後、美瑛町の取り計らいにより急遽視察の会場を道の駅びえい「丘のくら」に移動して、赤麦を復活させるまでをドキュメントにまとめたDVDを見せていただくこととなりました。
【美瑛町視察の様子③】
(「赤麦の丘」のDVDを見ている様子)
※「赤麦を守る会」HPの壁紙用画像を使わせていただきました
(本来はこんなに美しい景色なんですね)
「麦秋鮮烈」という、赤麦の風景を収めた1枚の写真から赤麦を復活させるまでの取り組みが非常にわかりやすくまとめられており、参加者の皆さんも映像を真剣な眼差しで見ていました。
悪天候にもかかわらず、現場にてご説明いただきました「赤麦を守る会」松田会長様、当日の急な会場の手配など、このたびの視察全般において丁寧かつ的確にご対応いただきました美瑛町政策調整室の職員の皆様、このたびは本当にありがとうございました。
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