介護サービスは、要介護認定を受けた人が利用できるサービスです。
自分らしく、できるだけ自立した生活ができるように支援するサービスです。
◆ 介護ケアプランの作成
居宅介護支援事業所の担当のケアマネジャーなどが、利用者の介護度や身体機能の状態によってケアプランを作成します。
◆ 介護サービスの種類
訪問介護(ホームヘルプ) | 定期的にホームヘルパーが自宅を訪問し、介護などを行います。食事や入浴、排泄などの身体介護、住居の掃除や洗濯、炊事、買い物などの生活援助を行います。 |
訪問看護 | 看護師などが定期的に自宅を訪問し、点滴の管理や症状の観察など行います。 |
通所介護(デイサービス) | 日帰り介護施設で、食事や入浴、レクリエーションなどを行います。 |
通所リハビリテーション(デイケア) | 介護老人保健施設などで、身体機能訓練、リハビリなどを行います。 |
短所入所(ショートステイ) | 介護老人福祉施設など短期入所ができる施設に短期間入所します。食事や入浴、排せつなどの日常生活上の支援や機能訓練などを受けます。 |
それぞれのサービスで、要介護度、利用回数などにより料金が異なります。
利用したサービスの1割(一定以上所得者は2割)を自己負担し支払います。
施設への入所申し込みについては、ご家族が直接介護保険施設に連絡し、利用や料金の説明を受け、申し込みを行ないます。
介護老人福祉施設 | 寝たきりや認知症など常時介護が必要な人のための施設です。食事や入浴、排泄など日常生活の介護を行います。 |
介護老人保健施設 | 症状が安定し常時介護が必要な人の施設です。リハビリに重点を置き、自宅復帰を目指すサービスを行います。 |
施設サービス費用(1割または2割)のほかに、施設居住費と食費などは実費がかかります。
所得が低い方は、特定入所者介護サービス費が適用され、所得に応じた自己負担金になります。
また、居住の形態(個室やユニット室、多床室など)や要介護度によって料金は異なります。
詳しくは各施設にお問い合わせください。
◆ 介護サービスの料金
利用内容、回数などにより料金が異なります。
自己負担は1割(一定以上所得者は2割)ですが、施設サービスの食費や居住費、日常生活費など実費がかかります。
「介護保険サービスの費用について」
◆ そのほかのサービス
福祉用具の貸与や購入の支援、地域密着型サービスがあります。
「その他の介護関連サービスについて」
「ケアマネジャー」は、都道府県が指定した介護サービス業者の介護支援専門員のことです。
介護を必要とする人に適切な介護計画(ケアプラン)を作成し、介護または支援します。
利用者本人、利用者の家族の相談に応じてくれます。
ケアマネジャーは、利用者が選ぶことができます。
途中でケアマネジャーを変更したいときは、健康福祉課にご相談してください。
「ケアプラン」は、介護が必要としている本人や家族の希望に沿う介護サービスの計画です。
現在の身体や心の状態を改善または、維持するようにするための前向きなプランです。
ケアマネジャーが作成して、一定期間後に計画通り達成できているか評価をします。
ケアプランの見直しはいつでもできます。
本人や家族の不安や要望などがあったら、いつでもケアマネジャーに相談してください。
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