認知症サポーターは、
・認知症について正しく理解し、
・認知症本人やその家族の身近で見守り、応援する人のことです。
認知症サポーターに特別の資格は必要ありません。
「認知症サポーター養成講座」を受講するだけでサポーターになれます。
◆ 認知症を正しく理解しましょう
認知症に対する正しい知識がなければ、適切な対応や、家族としての応援ができないことがあります。
認知症サポーターは、病気を正しく理解することが大切です。
認知症の家族を抱えた人でなくとも、素朴な疑問や小さな人助けがきっかけで認知症を知りたい人も大歓迎です。
・近所に徘徊する人を見かけるようになった
・お年寄りと同居する子どもが多いので、子どもたちの認知症の理解を深めたい
・ボランティアで施設を訪問するので、接し方をまなびたい
など、地域の集まりでぜひ議題にあげて検討してください。
◆ 認知症サポーターの活動
自分が認知症を正しく理解し、偏見を持たず、認知症の人またはその家族を応援することです。
一人ひとりの正しい知識と行動で、一人でも認知症の人やその家族がうれしい気持ちになれたら十分です。
その活動がゆっくりでも広がっていけば、思いやりを持って暮らせる町になると思います。
また具体的には、
・認知症の正しい知識を友人や家族に伝える
・認知症サポーターの言葉を広める
・公共の場で認知症と思われる人が困っていたら、声がけする。
などがあります。義務ではなく、日常生活の範囲内で個人ができる善意の行動です。
◆ オレンジリングが目印です
認知症サポーターの証として、「オレンジリング」をお渡しします。
「認知症を正しく理解し、認知症の人とその家族を支援します」という意思のアピールになります。
なるべく日常的に身につけて、多くの人にオレンジリングを広めてください。
◆ 認知症サポーター養成講座
◇お申し込み
部落や学年部会、老人クラブ等での団体でお申し込みください。
人数の制限はありません。
地域包括支援センターにお問い合わせ、お申し込みください。
日時等の調整後、ご連絡をいたします。
◇内容
キャラバンメイト(養成資格のある講師)が、テキストやビデオを使って説明します。
◇受講料
テキスト代100円がかかります。
◇受講時間
1時間半ほど。
◆ 認知症サポーターキャラバン
認知症の正しい知識と認知症サポーターを広げる運動を全国で展開しています。
各地市町村で人口の1%を目標にしています。
町でも、認知症サポーターの普及と養成に努めています。
総人口 | 65歳以上人口 | サポーター数 | メイト数 | 割合 | |
飯豊町 | 8,529 | 2,674 | 38 | 6 | 0,516% |
山形県 | 1,194,071 | 316,371 | 16,057 | 516 | 1.39% |
※平成21年12月現在の数値です。
「認知症サポーター100万人キャラバン」(外部リンク)
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