トップ > 健康福祉課 > ゲートキーパー講習会を開催します
福祉と健康
健康づくり
心の病
ゲートキーパー講習会を開催します

 ストレスが多い現代、働く人も心身のバランスを崩したり、うつ病などで休職される方が増加しています。労働者の心身の健康は企業にとっても重要な課題であり、職場でのメンタルヘルスへの関心も高まっています。
 そこで飯豊町では、「働く人」のこころの健康づくりを推進するため、働く人のための「ゲートキーパー講習会」を下記のとおり実施いたします。
 「ゲートキーパー」とは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて必要な支援につなげる人のことです。「同僚がしんどそうだが声かけの方法がわからない」「自分自身も心が疲れている」等と感じることはありませんか?
 ゲートキーパーの視点をもつことで、身近な人のちょっとした変化にも気づき、ご自分の心の健康づくりにも役立てていただけます。皆さまのご参加をお待ちしています。

【日時】
令和6年10月30日(水)
午前10時~11時30分

【場所】
健康福祉センター 運動室(飯豊町大字椿3654-1)

【講師】
山形県立保健医療大学大学院
保健医療学 研究教授 安保寛明氏

参加を希望する方は、健康福祉課 子ども家庭健康室へご連絡ください。
TEL/0238-86-2338


周りの人が気づくうつ病のサイン

家族や職場で身近に「うつ病では?」と心当たりのある人はいませんか?
普段の表情や行動と違って、特有の症状が見られるようになったらうつ病の可能性があります。
 
◆ うつ病のサイン

表情 ・表情が暗い、硬い
・無反応
体調 ・元気がない
・睡眠不足
・フラフラしている
・やせた、体重が落ちた
感情 ・落ち込みやすい
・気分にむらがある
・イライラする
・焦っている
・好きな趣味などに無関心になる
行動 ・仕事や家事などでミスが増える
・能率が悪くなる
・欠勤や遅刻が増える
・自分を責める
・口数が減る
・会話を避ける

本人は気づいていないこともあります。
ただの体の不調だと思い、悪化していくこともあります。
医療機関の受診が大切ですが、本人が拒否したり認めなかったりする場合もあります。
判断に迷うときは、相談窓口に相談しましょう。

◆ 周りの人の理解が大切です
うつ病は、脳内の神経伝達物質のバランス異常が起こす病気です。病気には専門家の治療が必要です。
気の持ちようで元気になることはありません。
うつ病を抱えた人は、「甘えている」「怠けてる」のではないことを理解しましょう。

うつ病について

◆ 周りの人ができること

・病気の症状、治療など正しく理解する
・うつの人を焦らせない、自分が焦らない
・励まさない
・治療が終わっても再発の恐れがあるので、無理はさせない
・自殺の危険は少なからずあるので注意する

特に禁句として以下の言葉があります。
「もっと辛い思いをしている人がいる」
「○○に行けば楽しいよ」
「あなたのためにしているに」
「気合が足りない」
「頑張って」


◆ 自殺の防止
自殺の動機で「うつ病」は最多です。
うつ病は自殺の恐れがいつもあることを認識しましょう。
自殺する人の多くは、「死にたい」気持ちの逆に「生きたい」気持ちも強いと思われます。
最悪の結果にならないように、決して楽観しないでください。
自殺の予防について

◆ 相談窓口
町健康福祉課 86-2338

こころの健康に関するご相談窓口



この記事に関するお問い合わせ先

担当課/健康福祉課 子ども家庭健康室

TEL/0238-86-2338(健康福祉課)    FAX/0238-86-2230

TOP