飯豊町を知る
飯豊町の今
6月の出来事
手ノ子地区協議会「ホタルの楽校」開所
6月1日、手ノ子地区内にあるホタルの群生地そばに「ホタルの楽校」が開所しました。ホタルを生かした地域づくりに取り組む手ノ子地区協議会(井上俊一会長)が、町内外の人が気軽にホタルに親しむ場所として設置。施設内にはホタルの生態を知るパネルや写真などを展示。さらにホタルの飛び交う期間中、同会の役員の方が交替で「ホタルガイド」を務める活動も始め、地域内外の関心を集めました。
「MSG」東日本大震災チャリティーライブ
6月11日、岩倉地区で「MSG東日本大震災チャリティーライブがありました。同地区の伊藤和憲さんが親交のあるロックバンド・MSGを招き、その収益金を被災地へ送ることを発案。地区内外から趣旨に賛同した人など約70名が来場し、力強い演奏に耳を傾けました。ライブの中で伊藤さんは、「自粛するだけではなく、元気を発信していくことも大切と考え企画しました」とあいさつし、会場に駆けつけた後藤町長へ集まった義援金を手渡しました。
眺山牧場まつり
6月12日、眺山小動物公園を会場に、「眺山牧場まつり」がありました。地域の“にぎわい再現”を目的に飯豊東部地区活性化協議会が企画。わらび園の無料開放や小動物ふれあい、餅の振る舞いなどが行われ、町内外から親子連れなどのお客さまでにぎわいました。同会の小松謹嗣会長(添川)は、「東部地区の観光資源を最大限に生かして活性化を図っていきたい」と今後の取り組みに意欲を話してくださいました。
グリーンアスパラガス料理研究発表会
6月15日、農家レストランエルベで、グリーンアスパラガス料理研究発表会がありました。アスパラガスの新たな料理方法を学び、消費拡大に生かそうと町アスパラガス栽培出荷組合女性部が企画。生産者など約12名が参加し、同レストランのシェフが考案した料理11品目を試食しました。同会の世話人・伊藤幸子さん(萩生)は、「町のアスパラガスは甘くて評判。多くの方に食べてもらい」と話してくださいました。
教職員救急講習
6月15日と16日にかけ、町民プール(小白川)で、「教職員救急講習」が行われました。夏の水難事故から子どもの命を守ろうと、消防署飯豊分署が企画。町内小中学校と幼児施設の職員約85名が参加し、心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)を使った訓練を実施。指導にあたった町応急手当普及員の方からは、「事故が起きたときは、速やかな119番通報と的確な応急手当が重要」との呼びかけがありました。
中部地区の有志が集い被災地でボランティア
6月26日、中部地区の有志が集い、東日本大震災の被災地・宮城県石巻市でボランティアを行いました。中部地区公民館が主体となって募り、地区内から女性2名を含む14名が参加。住宅地の側溝約60㍍間の汚泥除去に汗を流しました。呼びかけ人の同館の嘉藤幹夫館長は、「少しでも被災地の役に立てればと思い企画しました。テレビで見る以上に被害の大きさを実感し、一日でも早い復旧を願うばかりです」と被災地へ思いを馳せられていました。
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