飯豊町を知る
飯豊町の今
5月の出来事
第一小学校ユリ球根贈呈式
5月6日、どんでん平ゆり園から第一小学校へユリの球根約1,500球が贈られました。同校では、校内に「ハッピーゆり園」と名づけたユリ畑を設け、ユリの栽培を通した学習活動に取り組んでいます。球根贈呈式で、ゆり園の嘉藤幹夫取締役は「きれいな花を咲かせてください」と子どもたちを激励。早速、全児童175名が学年ごとに手分けし、「大きな花をつけてね」と思いを込めながら丁寧に植えていました。
沖部落 菜の花祭
5月8日、中・沖部落で「菜の花祭」が開かれました。当部落では、景観づくりや環境保全の一環として菜の花栽培に取り組んでおり、花の見ごろに合わせて開催。菜種油を使った天ぷらや米粉うどん、餅など地元食材の料理がふるまわれ、地区内外から集まったお客さまは、春の味を堪能していました。実行委員長の佐藤昭一さんは、「地域の交流が一層深まればうれしいです」と祭りの目的を話してくださいました。
宇津峠バードウォッチング
5月14日、手ノ子地区の宇津峠でバードウォッチングが行われました。宇津峠の豊かな自然環境に触れてもらおうと、手ノ子地区協議会(井上俊一会長)が企画。指導者には日本鳥類保護連盟専門員の鳥海隼夫先生(米沢市)を招き、町内外から約20名が参加しました。参加者は、鳥の鳴き声や飛び方の特徴などを教わったほか、実際に双眼鏡をのぞき、日本三鳴鳥の一つであるオオルリなどを観察しました。
中津川地区で教育旅行受け入れ始まる
5月17日、仙台市立高森中学校を皮切りに、中津川地区では教育旅行の受け入れが始まりました。この日は、同校の2年生58名が来町。13軒の農家に民泊し、農作業や山菜採りなど山村生活を体験しました。生徒からは「東日本大震災で受けた悲しみは大きかったですが、こうして教育旅行ができてうれしい」との声が聞かれました。今年度、同地区には、ほかに千葉県などから5校約320名の生徒が訪れる予定です。
どんでん平ゆり園「スーパー滑り台滑り初め式」
5月25日、どんでん平ゆり園内に「スーパー滑り台」が完成し、滑り初め式が行われました。滑り台は、全長約6㍍と約26㍍の2コースがあり、小さな子どもも楽しめます。さらにゆり園を一望できる東屋も整備。式には関係者のほか第一小の1・2年生53名も参加。早速、児童たちは歓声を上げながら滑り台のスリルを楽しみました。同園の樋口詔雄取締役は「子どもたちの希望で実現した滑り台。家族でゆり園に遊びに来てください」と話してくださいました。
奥田シェフといいでの春をおいしく食べよう会
5月28日、ホテルフォレストいいでを会場に「奥田シェフといいでの春をおいしく食べよう会」が開かれました。町内産食材の魅力を引き出す料理法を学ぼうと、町が企画。「アル・ケッチァーノ」オーナーシェフ奥田政行氏(鶴岡市)による講演と料理講習が行われました。食生活改善推進員や飲食店経営者など約20名が参加。奥田氏は、野菜の切り方やゆで方を実演し、「どうすれば素材の味を最大限に出せるのか考えて料理することが大切」とアドバイスされていました。
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