飯豊町を知る
飯豊町の今
10月の出来事
添川児童センター「釘打ち体験」
10月3日、添川児童センターで「釘打ち体験」がありました。大工の仕事と木の温もりを知ってもらおうと、同センターが「山形県みどり環境交付金事業」を活用して企画しました。一級建築士で大工の後藤正美さん(添川)が先生となって指導。園児たちは心地よい音をたてて釘を叩き、「楽しい」とにっこり。後藤さんは、「子どもたちに木の魅力を感じてもらえればうれしいです」と話してくださいました。
公開講座「救急フォーラム置賜2011」
10月8日、町民総合センター「あ〜す」で、救急フォーラム置賜2011が開かれました。町内外から約300名が参加。講演では、東日本大震災の被災地で任務に当った消防士、医師、自衛隊員がそれぞれの活動内容を報告。そのうち陸上自衛隊の朝倉健一衛生隊長は、「避難所では持病の薬が切れ、不調を訴える人が多かった。非常用の薬を準備しておくことも大切」など、救援活動からの教訓を話されていました。
町高齢者レクリエーション大会
10月18日、白椿地区公民館で町高齢者レクリエーション大会が開かれました。町内全域から約350人が参加。公式ワナゲやゴム輪送りリレーなどの競技が繰り広げられ、好プレー・珍プレーが続出して、会場は終始、拍手と笑い声に包まれていました。また大会に先立ち、「山新おしどり金婚さん」顕彰記念品贈呈式も行われ、結婚50年を迎えた夫婦21組にレリーフと、町社会福祉協議会から記念品が贈られました。
手ノ子スキー場「ふれあい動物」
6月から10月にかけ、手ノ子スキー場活性化組合(寒河江勝組合長・高峰)は、夏場のスキー場の“にぎわいづくり”を目指し、「ふれあい動物」に取り組みました。ウサギを抱いたりできる触れ合いやポニー乗馬体験などの催しを毎月第4日曜日に開催。最終日の10月23日には、いも煮の振る舞いも行われ、多くの親子でにぎわいました。寒河江組合長は、「遠くは村山地域からのお客さまもあり、うれしく思いました。来年も開催する予定です」と成果を話してくださいました。
宇津峠歩こう会
10月23日、手ノ子地区で、「宇津峠歩こう会」が行われました。峠の歴史的な価値と美しい自然景観を広く知ってもらおうと手ノ子地区協議会が企画。8回目となる今年は、参加者にガイドブック史跡編が配られたほか、明治時代に作られた「小国新道」を新たにコースに取り入れられました。町内外から約80名が参加し、歴史をしのぶ旧跡や珍しい巨木などを巡り歩き、真っ盛りの紅葉を楽しんでいました。
飯豊公園パークゴルフ場完成
10月31日、椿地区の飯豊公園にパークゴルフ場が完成しました。地域の活性化を目的に、椿区民会(佐原正会長)が主体となって事業を進め、約1.5㌶の園内に18ホールを整備。さらに誰でも気軽にプレーできるようボールやクラブなどの用具も揃えました。事業費は約250万円で、宝くじ助成事業を活用。佐原会長は、「散居集落の眺めや文学碑もあり、ほかにはない楽しみいっぱいのコースができました」と完成を喜びました。オープンは芝生の生え揃う来春の予定です。
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